VBAの次にPythonを学ぶメリットと勉強方法

VBA
スポンサーリンク

VBAも使えるようになってきたし
別の言語に挑戦したいな。。。

そんな人におすすめな言語がPythonです。

私自身、VBA⇒Pythonの順で習得しました。

今回は、VBAからPythonに移行するメリットと、その勉強方法について解説します。

VBAからPythonを始めるメリット

Pythonのスキルは仕事に直接反映しやすい

PythonもVBAのように、勉強の結果を直接仕事に反映しやすいです。

例えばPythonは、Excelファイルの操作やデータ処理ができます。

RubyなどのWeb系言語:勉強を直接仕事に反映しにくい⇒続かない
Python:Excel操作やデータ分析など、仕事に使いやすい⇒続きやすい

あなたがVBAを勉強したのも、Excelを自動化するように直接仕事に使えるからだと思います。

仕事に使える言語の勉強なら
モチベーションが続くはずです。

PythonでもExcel操作や、PDF, Wordからの文章抽出など、さまざまな作業に対応できます。

またPythonの強みの1つであるデータ分析や機械学習も、直接仕事に貢献できるスキルですね。

①Excel操作(作業自動化)ができる

Pythonには、openpyxlやxlswriterなどExcel操作ができるライブラリ(機能)があります。

それってVBAでよくない?

と思うかもしれませんが、VBAには限界がありますし、Pythonと使い分ける必要があります。

例えば、
・WordやPDFから決まったルールで文章を取り出し、Excelに起こしたい
・Webサイトから表示されている文章を取り出したい(スクレイピング)
といった作業ではPythonがおすすめです。

要するに、Excel間での作業自動化はこのままVBAでやれば良し。

そしてもっと対応の幅を広げたいならPythonを覚えると良い、という感じです。

②データ分析や機械学習ができる

Pythonの最大の強みとして、データ分析や機械学習ができることがあります。

データ分析なら、
・測定値のヒストグラムや箱ひげ図, 散布図などを作りたい
・各項目間での相関関係を知りたい
・文章1と文章2とで差分(変更した単語)を調べたい
などができます。

例えば、データの項目間での相関関係を可視化する方法を解説したので、参考にどうぞ。

機械学習なら、
・来月の来客数を予測したい
・画像から数値や異常などを判定したい
・製造条件から性能を予測したい
などができます。

本ブログでは機械学習をよく解説しています。

初心者はこの記事から始めるといいと思います。

データ分析や機械学習を勉強している人は少ないので、第二のスキルとして重宝するはずです。

Pythonの勉強方法

Excel操作(作業自動化)の勉強

Excel操作については、実際の業務を自動化していきながら勉強しましょう。

VBAでもおそらく、自動化したい目的があって勉強を始めたと思います。

アウトプットが決まっていない状態で、

学習のモチベーションを維持するのは不可能です。

なので、自動化したいことが決めてから勉強を始めると良いと思います。

それまでに読んでおくと良いおすすめの本はこちらです。

基本的な文法や、よく使う正規表現について書かれているので、参考になるはずです。

データ分析や機械学習の勉強

機械学習の勉強はハードルが高めですが、それだけに習得したら他者との差になります。

おすすめの手順は、
①基本的なことを抑える(本やブログ記事, スクール)
②Kaggleに参加し銅メダルを目指す
です。

ここまで行けたら、中央値よりは上のスキルがあるはずです。

①基本的なことを抑える

以下のことができるようになりましょう。
・データを読み込む
・分析したい項目をヒストグラムや散布図などで適切に可視化する
・平均や分散などの統計値, 欠損値を集計する
・学習データと検証データに分ける
・機械学習モデルを選定し、学習と検証を実行する
・答えのない予測したいデータで推論をする

勉強方法は色々あります。

時間をかけてでも費用を抑えたいなら、ブログ記事か本で勉強しましょう。

おすすめの本は、Kaggle Expertになるまでに読んだ本5冊で紹介しています。

とは言え、独学は挫折しそうで無理なら、スクールに頼るのもありです。

>>【無料説明会あり】キカガクのAI人材育成コースで勉強する

あまり高くない入門コースや基礎コースを受けて、難しいことはKaggleに参加して身に付けましょう。

②Kaggleに参加し銅メダルを目指す

最初は以下の2点を意識すればOKです。
・メダルが付与される難しいコンペに参加する
・意味不明でも公開されたNotebookを写経し、調べながら理解する

まず、メダルが付与されないコンペは無視してください。

参加者の競争意識が低いですし、共有される情報もさほど勉強になりません。

次に、最初は共有されたNotebookを読んでも意味不明だと思います。
仮に画像や文章など、これまで触れたことがないデータが出てきたとしても、
・データの取り込み方はどうしているか?
・使っている機械学習モデルは何なのか?(ググる)
・検証と推論はどうしているか?(Inferenceと書いてあることが多い)
・どう提出しているか?
を理解しながら進めましょう。

・Kaggleの実績に価値があるか?

・銅メダルに価値があるか?

については議論しません。

少なくとも「何も知らなかった過去の自分からどれだけ成長しているか」の指標にはできますよね。

まとめ

今回はVBAの次にPythonを勉強するメリットを紹介しました。

ぶっちゃけVBAは1ヶ月あればそこそこのレベルになるので、スキルとして物足りないはずです。

Pythonは自動化のみならずデータ分析にまでスキルを広げられるので、おすすめですよ。

>>【無料説明会あり】キカガクのAI人材育成コースで勉強する

コメント

タイトルとURLをコピーしました